ここ数年、若者のバイク離れがススんでるという記事を
目にしますが、若者じゃない私個人も確かにバイク離れを
した時期があります。私がバイクに熱を上げていたのは今から
およそ1999~2001年くらいでしょうか。

実際、この時期のバイクのデザインが私は大変好みでして、
お金がなかった当時は大好きなデザインのバイクを買う
ことはできませんでした。社会人になってお金稼げるように
なったら「新車」で絶対買いたいな!って思ってました。

ところが、年々大好きなデザインが妙な方向へと変わって
行きました。いわゆるスーパースポーツ(SS)っていう
フルカウルのバイクで、1000cc前後の速く走るために
生まれてきたバイクなのですが、10年前の当時はとても
美しく官能的なデザインだなと信じて疑わなかったのに、
年々デザインが近未来・・・というかゴテゴテ・・・というか
虫っぽいというか、戦隊モノというか・・・

とにかく美しさがなくなってしまって、今は高いお金を
出して欲しいなんて全く思わなくなってしまいました。
そのあたりからかビッグスクーターが妙に美しく見えて
しまって。スカイウェーブのSはとても美しく見えました。
まぁ、新車で買うに至りましたがあまり乗ってないなw

もし、10年前のYZF-R1を新車で買えるなら、今なら、
買いたいなと思います。高いけど、買っちゃおうかなって気に
なります。憧れ・・・というのかな。なんかとにかく好き
でした。

2001年モデルのR1

2010年モデルのR1


現行のモデルは・・・安くても欲しいとは思わない。


ダラダラ書きましたけど何が言いたいかというと、昔のデザインの
バイクを昔に近い価格で復活してくれたらいいのになってことです。
難しいんでしょうかね。奇をてらったデザインじゃないほうが
いいんですよこういうのは。どうも進化しすぎちゃって受け付けない。
こういうのって年をとったせいなのかな?そうじゃないと思うんです。

マフラーは右側に1本出しのほうがよかった。長いことそういう
デザインのバイクが多かったのだし。シート下に隠されてしまって
違和感がどうしても拭えない。


カワサキのninja250が売れたのは、まさにバイクらしいシンプルで
「美しい」フルカウルのスタンダードなデザインだから、という
理由も少なからずあるように感じます。値段とかエントリーモデルに
相応しい性能とかいろいろあっても、結局デザインが奇をてらって
いないからではないでしょうか。

今後、復刻とかでいいから、普通のスタンダードなフルカウルの
バイクが出れば、もっと違った流れが生まれると思います。
そうなってくれればいいなと、思いました。